当院は、国内で施術を受けられる数少ない治療院です。
認定クリニシャンは日本全国で、わずか46人(2013.1月)。
スポーツ選手以外にも、急性・慢性の首、肩の痛みやコリ、腰痛、テニス・ゴルフ肘、ばね指、手根管症候群、膝痛、オスグッド病、アキレス腱炎、シンスプリント、足底腱膜炎、むくみ等にも効果的です。痛みでお悩みの方は、ぜひご利用ください。
■グラストン・テクニックの説明
グラストン・テクニックは、癒着が生じた軟部組織(筋膜など)をリリースする施術です。
このテクニックは身体各部の異なる組織・形状・弯曲に沿うようにデザインされたステンレス・スチール製の器具を用います。この器具を使用することにより、軟部組織の機能障害を正確にまた、特定的に感知し治療することが可能になります。
グラストン・テクニックは筋膜や筋肉、腱、靭帯といった軟部組織の治療のために発明された特許技術です。私たちの身体は筋肉だけでなく、骨、腱、靭帯、内臓器官、血管、神経などのあらゆる構成要素も「膜」で包まれてています。「膜」は上記の構成要素をそれぞれの適正な場所に位置するように支えている組織です。「膜」の主成分はコラーゲン繊維と弾性繊維が合わさったものでできており、伸縮性に富んでいます。
「筋膜」を例にすると、姿勢の乱れなどからくる緊張や血行不良、もしくは筋肉の使いすぎによるストレスなどによって短くなったり硬くなったり、癒着を起こしたりします。筋膜の癒着が起こると、その部位に可動域の制限が生じ、多くの場合、痛み・筋力低下・機能制限をもたらします。さらに筋膜はあたかもクモの巣のような構造で体中に張り巡らされているため、癒着・変形した筋膜はその部位だけにとどまらず身体全体の構造にも影響を与えることがあります。たとえば筋膜の癒着が腰部に起こった場合、それによって首の動きが制限され、二次的に首に障害を起こすこともあるというわけです。
手の触診のみで筋膜の癒着を探し、その治療を行うことは限界があります。専用インストゥメントを利用することによって、より正確に癒着部位を検出し、効率的に治療することができます。癒着した膜構造を「はがす」ための治療ですので、治療中にはある程度の痛みを伴う場合が多いのですが、多くのクライアントさんが治療後の身体の軽さに驚かれています。
海外ではその有効性は広く認められており、カイロプラクターだけにとどまらず、アスレチックトレーナーや理学療法士、作業療法士の世界でも広く使われています。現在ではMLB、NBA、NHLといったプロスポーツや大学スポーツの現場においても利用されています。
■筋膜の癒着について
全身の筋肉は「膜」で包まれています。この膜は「筋膜」と呼ばれます。筋膜は日常のカラダの使い方によって、隣接する筋肉、靭帯、関節包、内臓等を覆っている「膜」に付着してしまうことがあります。この状態を「筋膜癒着=Fuzz(ファズ)」と表現します。
これは私たちが夜寝ている間や長時間の同じ姿勢でいる時に作られる傾向があります。長時間の座位での仕事の後や、朝起きてから、後ろに身体を反って腕を腕を上げるような無意識に行うストレッチは、脇の下から肩にかけての筋膜癒着を取り除いてスムーズにスライドするように脳が指令を出していると考えられます。長時間椅子に座っていたあと、腰を伸ばしたりしたくなるのも同様の理由です。
もし身体(筋肉)を伸ばすこと(ストレッチ)、動かすことができなくなると、夜寝ている間などにできてしまった筋膜癒着が解消できず、次の日もまた痛いからといって動かさずにいると癒着の程度が増強され、さらに癒着が重なっていきます。
年齢を重ねると少しずつ体が固くなるのは、積み重なった筋膜の癒着が原因かもしれません。長期間に渡る「筋膜癒着」の蓄積は自然治癒力をもってしても解消できません。皮膚にできたかさぶたのように自然には治ってくれないのです。あなたを慢性的に悩ます症状も筋膜の癒着が原因かもしれません。
■施術後の挫傷痕(皮膚の赤み)について
施術中は、「エモリエント(皮膚軟化剤)」を使用して皮膚表面とインストゥルメント(器具)の間の摩擦を軽減させ、皮膚への負担を最小限にとどめていますが、「皮下の筋膜の癒着をはがす」という行為なので、施術後、場合によっては局所的な微小外傷とそれに伴う瘢痕組織の分解により、下図のような一時的なな挫傷痕(赤みをおびた皮膚色)をきたすことがあります。この可能性がある患者さんには事前にお話をさせていただいています。このような方の場合、術後は冷却療法を行い、挫傷痕を最小限にとどめるようアドバイスいたします。
挫傷痕は不気味に見えますが、それは瘢痕組織・癒着・制限がリリースされた証です。そのリリース後は制限から解放されたことにより、組織の再編成や筋力の増強が大きく進みます。瘢痕組織は健康な組織と比べ血管分布が少なく、また瘢痕組織に侵入した毛細血管は施術で切れやすい状態にあります。損傷部の毛細血管の上皮細胞は急性や慢性の炎症そして、腫脹により弱くなっています。損傷した組織は健康な組織よりも挫傷痕を生じやすいといえます。
広範囲におよぶ出血瘢の出現は、硬くなった瘢痕組織が軟部組織からリリースされた結果です。そのようなリリースの後に患者さんは施術部位が「可動域が増加している」・「症状が軽減している」という感覚を感じます。
筋膜の癒着リリースをするこで、なかなか改善しえなっかた症状にも大きな効果をあげています。
また、キネシオテーピングと併用することで施術効果の持続が期待されます。
<施術料金>
初回体験(お試し価格) 3,300円(1部位)
通常価格 5,500円(1部位)
全身価格 8,800円(2部位以上) 肩と腰など
アスリート価格 8,250円
クレジットカードが使えます。
回数券もあります(クレジットカードは不可)※有効期間は3カ月
|
|